2007年07月19日

ごあいさつ

大久保混声合唱団創立50周年記念演奏会が9月2日に開催されます。
1957年9月に“仮称”大久保混声合唱団として活動を始めて、この9月でちょうど50年。
この“仮称”がいつ取れたのか、まだ取れてないのか、定かではなく、今となっては誰もわかりません(笑)
ともあれ、その良い意味での“いいかげんさ”が、50年続いた秘訣ともいえるのかもしれません。
一度しかない50周年ということもあり、最初で最後?かもしれない、東京芸術劇場大ホールという素晴らしいホールで演奏させていただくことになりました。分不相応ですが、この素晴らしいホールを味方につけて、これまで以上の演奏を目指します。

プログラム(曲目)は考えに考えた選曲で、聴き応え満載。きっとご満足いただけると確信しています。(時間も長いです・・・)

第1ステージはOBOGの皆さんと合同で歌います。(一般の合唱団ではこういったステージを設ける団体は少ないのではないでしょうか?)指揮は3人の先生に振り分けていただきます。たくさんのOBOGを迎えて、大久保混声の歴史そのものがこのステージに集約されます。まさに「50周年」にふさわしい、この演奏会のもっとも大切な部分、演奏となります。すべてを越えたとても豊かな音楽が表現されるのでは、と思っています。

第2ステージは特に今回の目玉として(個人的に・・・笑)、女声合唱があります。
「混声合唱団なのに、何で女声合唱を?」と思われるかもしれませんが、大久保混声自慢!の女声をたくさんの皆さまにお聴かせいたしたく、また、この演奏会にふさわしい
楽曲があるということも手伝って、歌わせていただくことにしました。
新実徳英「無声慟哭」、TCF(辻・コーラス・ファミリー)女声合唱団が委嘱した、私たちにとって縁のある曲です。とても素晴らしい曲で、“大久保女声”がどんな演奏をしてくれるか、とても楽しみにしています。(他人事みたいですね・・・笑)

第3ステージは高田三郎合唱作品全集“その心の響き”混声編CD完成記念ステージです。
既に発売されているCD第1集、第2集を含め、全4集で完結予定、コンサート当日(9月2日)に全集発売となります。
今回のステージでは、もっとも有名な組曲から2曲ずつ演奏します。
このシリーズの初代音楽監督・指揮であった辻正行先生亡き後、辻裕久先生に引き継いでいただき、シリーズ完結に至りました。辻裕久先生、辻志朗先生、大久保混声の\x96\xFE田三郎作品は、これら名曲の新しい演奏の“かたち”とも言えるでしょう。この指揮者、ピアニスト、合唱団の組み合わせの演奏を生で聴ける最後の機会かもしれません。

第4ステージはブラームス「愛の歌」です。大久保混声は比較的、邦人曲に力をいれていると思われているかもしれませんが、実は外国曲も数多く演奏しています。
その中でもブラームスは初代指揮者、故辻正行先生がお好きだったいうこともあるのでしょう。ブラームスの中でも明るい雰囲気を持ったこの「愛の歌」は、特に正行先生は好きで、何かと演奏する機会が多かったように思います。この組曲から抜粋で演奏します。

第5ステージは三善晃「海」です。三善晃作品らしい、独特の、そして、色彩感あふれる作品です。
1999年の1年間、辻正行先生と大久保混声が必死の想いで取り組んだ曲です。
各々が様々な想いと共に、「追い求めた」1年でした。今思えば、鬼気迫るものがあったといっても過言ではないと思います。
50周年のメインはこれしかない!という気持ちで演奏します。

アンコールなのに、もう記載してあるという・・・(苦笑)
これら3曲は、大久保混声にとってはとても大切な曲たちです。
「水汲み」は辻正行先生が最後に指揮した全日本コンクールの課題曲です。東京都大会は正行先生が、全国大会は志朗先生が指揮をしました。(全国大会直前の11月1日に正行先生は亡くなったためです)都大会、全国大会で絶賛を博した演奏の再現を目指します。
「北極星の子守歌」は、辻正行先生還暦のお祝いに新実先生が編曲してくださったものです。このバージョンではほとんど演奏されないだけに、今回のみ!です。
「わたりどり」は、定期演奏会やさまざまなステージで必ず演奏してきた曲です。今回もいつも通りこの曲で“締め”ます。

盛り沢山の内容ですが、たくさんのお客様を迎えて、あたたかく感動的なコンサートになるよう努力いたします。ぜひお運びください。

             50周年記念演奏会企画運営委員長
                       蓑島 晋
posted by 大久保混声合唱団 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 大久保演奏会
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